フットサルの基本ルールとは!?

フットサルはサッカーによく似た競技ですが、独自のルールがあります。サッカーとは、コートの広さやボールの大きさ、ファウルや反則技などに違いが見られます。サッカーには男性のプレイヤーが多いイメージがありますが、フットサルは女性にも人気の高いスポーツです。サッカーとの違いを知って楽しくプレーしましょう。

フットサルの4秒ルール

フットサルのボールがコートの外に出たときに、コーナーキックなどで試合が再開されます。4秒ルールは、4秒以内に試合を再開しなければならないというルールです。秒数は審判がカウントしますから、審判の合図を待って試合再開となります。4秒以内に再開できないと、相手チームにフリーキックの権利が移ってしまいます。フットサルをはじめる人が、最初に覚えておかなければいけないルールです。

5mルールとは?

4秒ルールは自分のチームが試合を再開する際に関連のあるルールですが、5mルールは相手チームが試合を再開するときのルールです。相手チームのボールから5m以内の位置にいると、審判に注意されます。4秒ルールと5mルールは密接な関係がありますから、自分のところにボールがあるときは4秒以内に素早くプレーし、相手チームにボールがある場合は、5m以内に近づかないということがポイントです。

ファールになるプレー

フットサルのファール(反則ワザ)ですが、相手チームの選手に対して「プッシング(押す)」、「トリッピング(足を引っかける)」、「ホールディング(押さえ込む)」などの行為をすることです。審判にファールと見なされると、相手チームの直接フリーキックとなります。相手チームの選手にケガでもされたら困りますから、試合に夢中になって選手の身体にふれないようにしましょう。

ファールで退場

フットサルでは1度のレッドカード、2度イエローカードを受けると退場となります。退場となった場合、ベンチにも残ることができません。チームから選手が抜けると数的に不利になってしまいますから、くれぐれもファールには気をつけてください。

まとめ

フットサルにはサッカーにないルールがあるため、中途半端にサッカーにくわしかったりすると混乱することがあります。ルールに慣れるまで少し時間がかかりますが、試合を何度かしているうちに理解できるようになります。とりあえずファールになるようなプレーは避けることと、「4秒ルール」と「5mルール」について覚えておきましょう。